Percutaneous Laser Disk Decompression の頭文字をとった略語で、日本語では(経皮的レーザー椎間板減圧術)となります。

日本では1992年から最先端医療として実施されており、高度先進医療としても認められてきました。

(※現在は自由診療です)

基本的には椎間板内の髄核に体重等の負荷で圧がかかり、椎間板から髄核が飛び出し、神経に接触するため疼痛が発症し、それを椎間板ヘルニアと言います。

ヘルニア治療は、椎間板内の髄核内圧を減圧することで飛び出た髄核を無くし疼痛から解放されます。

PLDDは、ヘルニアを起こしている椎間板の中央にCアーム(X線装置)で目視しながら特殊針を刺入し、針孔に当特殊加工ファイバーを挿入、レーザー照射を実施します。

レーザーの熱凝固作用により、組織は凝固、蒸散し収縮します。

それにより内圧が高まっていた髄核を減圧し、これまで神経を圧迫していた飛び出た髄核が椎間板内に納まることで神経圧迫による疼痛を解消します。